黒猫ヘッド

新しいBlack Catは、「アメリカン」チャンネルと「ブリティッシュ」チャンネルで始まり、子供の頃のギター・ヒーローを思い出させる「クラシック」なトーンを約束することもできただろう。Black Catの約束は違います。確かに、オールチューブ・シグナル・パス、パワフルなトランス、使い慣れたコントロール、プレミアムなCelestionスピーカーなど、先人たちと共通するものもありますが、その中身はBad Cat独自のものです。
新しいBlack Catの核心と魂は、すぐに得られる一体感です。常に生き生きとしたトーンで、息苦しさや窮屈さを感じさせない。EL84のカソードバイアスペアを搭載した20Wパワーアンプで駆動されるこのアンプは、生演奏のドラマーと演奏するのに十分なヘッドルームを持ちながら、効果的なマスター・ボリューム・コントロールを備えているため、自宅でもトーンを損なうことなく演奏できる。
チャンネル1には、血色の良いクリーンと、きらびやかでパンチの効いたタイトなクランチがあり、その間に重要な陰影があります。チャンネル2は、クリーンが終わったところから始まります。中毒性のあるクランチが、やがてこのアンプからは想像できないような分厚いハードロックの唸りへと変化します。ユニークな2バンドEQ回路とパワフルなカット・コントロールにより、自分だけのサウンドを見つけるのもシェイプするのも非常に簡単で、質感と雰囲気を高めるために、贅沢なカスタム・チューニングのリバーブと調整可能なバイアス・トレモロも搭載しています。
ペダルの操作性は？インプットでも、トランスペアレントで完全にバッファリングされたエフェクト・ループでも、完璧に扱えます。ペダルの話になりますが、新しいアンプを買ったとき、フットスイッチが巨大で、そのために新しいボードを買わなければならないのは嫌ではありませんか？私たちもそうだ。だからこそ、Black Catの2ボタン式フットスイッチは、チャンネル切り替えとトレモロ切り替えのために非常にコンパクトに設計されているのです。
スピーカー・アウトが充実しているので、どんなキャビネットの組み合わせにも対応でき、ライン・アウトも装備しているので、IRローダーやウェット/ドライ・リグにも接続できます。
当初から、Black Catが特別であることは分かっていました。すでに世界中のプレイヤーや雑誌のレビュアーの想像力をかきたてており、Premier Guitar Magazineの編集者もこのアンプを気に入り、2023年3月にPremier Gear Awardを受賞しました。